【新唐人2015年03月31日】ラーメンの本場とも言える台湾に、日本のラーメンが進出し、話題を集めています。日本の味とサービスで、台湾でもブームを起こすことができるのでしょうか。
湯がいた麺をどんぶりに入れ、チャーシューやキクラゲ、青ネギをトッピングします。食欲をそそる濃厚な豚骨ラーメンの出来上がりです。
顧客
「スープがすごく濃厚です。麺もコシがあり、とても美味しいです」
台北市の繁華街に日本ラーメン店が次々とオープンしています。特に日本料理店の激戦区となっている忠孝東路(ちゅうこうとうろ)と敦化南路(とんかなんろ)の路地には複数のラーメン店が出店しています。
ラーメン屋社長 前島司さん
「ラーメン屋さんがたくさん一つの地区に集まることによって、人々の注目も集まりやすいし、またお互い競い合って切磋琢磨して、いいお店造りができるのではないかと思い、あえてこの激戦区に当社の一号店を出しました」
台湾人に最も人気があるのが豚骨ラーメン。日本の味をそのまま台湾で再現しました。豚骨などを長時間煮込み、コクのある深い味を作り上げます。豚骨味のほかにも、トッピングで黒胡麻味や辛口ラーメンを楽しむこともできます。
顧客
「新しい店がオープンしたので、食べに来ました。辛いのは苦手なんですが、ちょうどいい辛さです」
3月初めにオープンしたこちらの札幌ラーメン店では、高火力のバーナーを使ってラードをスープに溶け込ませます。ラーメンを味わうほか、視覚的にも楽しむことができます。
ラーメン屋社長 前島司さん
「台湾は素晴らしい国ですね。美味しいものもあるし、人々も優しい人ばかりだし、ここでお店ができて、非常に幸せだと思っています」
台湾の飲食文化の多様性とグルメな台湾人に着目し、日本の大衆グルメが台湾で競争を繰り広げています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/24/a1186747.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)